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日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

2018年7月3日(火)例会予告

史料輪読 : 近世初期の儒者安東省菴の思想について――朱舜水との関連から

報告者 : 黄薇姍

要旨 :
今回の報告では、史料「第五章 安東省菴」(井上哲次郎『日本朱子学派之哲学』冨山房、1905年、145~164頁)を輪読した上で、安東省菴という近世初期の儒者について彼の思想を検討したい。安東省菴と朱舜水の出会いおよび思想的交流とは、いままで安東省菴研究において重点の一つとして注目されてきた。本報告では、先学の研究成果を踏まえながら、安東省菴の思想と関わりのある史料を扱い、特に朱舜水との往復書簡から省菴の思想的主張およびその変容を考察する。

参考文献 :
・井上哲次郎『日本朱子学派之哲学』冨山房、1905年、145~164頁
・菰口治・岡田武彦『叢書日本の思想家 儒学篇9 安東省菴・貝原益軒』明徳出版社、1985年
・疋田啓祐「朱舜水と安東省庵――その思想上の影響の一端」『福岡女子大学文学部紀要 文藝と思想』第60号、1996年2月、25~36頁
・徐興慶「異域知識人の出会い――朱舜水と安東省菴の思想異同試論」『日本漢文学研究』第4号、2009年3月、256~218頁
・荒木龍太郎「朱舜水の思想――明末思想との関連から」、若木太一編『長崎・東西文化交渉史の舞台――明・清時代の長崎 支配の構図と文化の諸相』勉誠出版、2013年、30~48頁
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2018年6月19日(火)例会予告

論題 : 植民地朝鮮における真宗大谷派の海外布教と朝鮮の新宗教

報告者 : 朴海仙

参考文献 :
・青野正明『帝国神道の形成――植民地朝鮮と国家神道の論理』岩波書店、2015年
・中西直樹編・解題『仏教植民地布教史資料集成』朝鮮編第四巻、三人社、2013年
・中西直樹『植民地朝鮮と日本仏教』三人社、2013年
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2018年6月12日(火)例会予告

史料輪読 : 藤原惺窩思想試論――世界観としての「調和」・「秩序」一体論

報告者 : 馮志超

参考文献 :
・井上哲次郎『日本朱子学派之哲学』富山房、1915年
・太田青丘『藤原惺窩』吉川弘文館、1985年
・長岡麻里子「藤原惺窩研究史」『史泉』 (53)、1979年
・源了圓「藤原惺窩の思想」『文化』(42)、1978年
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2018年6月5日(火)例会予告

書評 : 川合大輔『土田杏村の思想と人文科学――1910年代日本思想史研究』を読むにあたって(仮)

報告者 : 張琳

参考文献 :
・川合大輔『土田杏村の思想と人文科学――1910年代日本思想史研究』 晃洋書房、2016年
・大橋容一郎「近代日本の認識論史とカント哲学」『日本の哲学』 (16)、2015年、63~80頁
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2018年5月29日(火)例会予告

史料輪読 : 近代陽明学における大塩中斎像――井上哲次郎の『日本陽明学派之哲学』「大塩中斎」を中心に

報告者 : 古文英

要旨 :
今回の報告では、『日本陽明学派之哲学』における大塩中斎に関する部分を要約し、「井上の大塩中斎像」、「井上の大塩中斎評価」、「井上の哲学思想と大塩中斎像の関係」等を考察する予定である。

参考文献 :
・井上哲次郎『日本陽明学派之哲学』富山房、1900年
・高瀬武次郎『日本之陽明学』鉄華書院、1898年
・山下龍二『陽明学の研究 下 展開篇』現代情報社、1971年
・吉田公平『日本における陽明学』ぺりかん社、1999年
・森田康夫『大塩平八郎と陽明学』和泉書院、2008年
・森田康夫『大塩思想の可能性』和泉書院、2011年
・大塩事件研究会編『大塩平八郎の総合研究』和泉書院、2011年
・森田康夫『大塩思想の射程』和泉書院、2014年 等
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