日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

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7月12日例会討論要旨

昨日の例会にて行われた討論要旨についてお知らせします。

【討論要旨】

許智香氏によって丸山真男「忠誠と反逆」の報告が行われた。討論では、これまで読んできた丸山の各論文と比べ、抽象的な概念を対照としている点、それをつめていく論理の方法から、言わんとしていることがとらえにくいという指摘があった。その上で、忠誠と反逆がどちらも機能としては国家を支えきたという点に丸山の感じた空しさがあったのではないかという意見が出た。また、何が正統=忠誠で、何が異端=反逆かを決めるシステムを解明してきたのではないかという仮説のもと、この「忠誠と反逆」と丸山の正統と異端論をセットで読むべきではないかという興味深い意見も出た。

文責:石原和

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