日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

4月19日前期例会報告要旨

4月19日に行われた前期例会報告の要旨についてお知らせ致します。


テーマ:丸山真男『日本政治思想史研究』を読み返す――第一章:近世儒教の発展における徂徠学の特質並にその国学との関連


【報告要旨】

丸山真男『日本政治思想史研究』第一章を読み返すことによって、丸山思想及びその批判を取り上げ、本章を思想史研究において位置づける。まずは『日本政治思想史研究』の全体構成と第一章の問題意識・論点をまとめた。そして子安宣邦氏と孫歌氏の丸山批判を挙げ、丸山思想における徂徠学解釈とヨーロッパ中心主義の問題点について検討した。最後は桂島宣弘氏の研究の示唆により、丸山批判に対するトランスナショナル的な視野の必要を論じた。

文責:殷暁星

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