日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

2014年11月6日例会討論要旨

今回の報告は、M1の石運氏が卒論を加筆してまとめた考察である。まず、儒学における「礼」の概念、及び徂徠が論じた「礼」の「自然性」について解釈が求められた。次に、報告者が引用した林羅山の言説は後述の論点との食い違いが指摘され、史料の解説の再確認が求められた。また、「朱子学の官学としての地位」という観点の問題性も指摘された。報告者は、「朱子学は官学」という観点は『日本思想史辞典』より引用したものであると述べ、再確認を行うと答えた。
 最後に、先行研究のまとめ方、注釈及び参考文献の作り方について建議され、報告者はこれから再確認と訂正作業を行っていくと答えた。

文責:張琳

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