日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

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2014年5月29日例会につきまして


【報告題目】:丸山眞男における「儒教」評価の変化について―『講義録』を中心に―
【報告者】 :風間


【要旨】 丸山の「儒教」評価は、戦前と戦後で大きく異なります。例えば、『日本政治思想史研究』所収の1940年代に書かれた論文と1967年に東大法学部でおこなわれた「日本政治思想史」の講義(『丸山眞男講義録』七冊)を比べると、戦前はネガティヴに評価されていたものが、戦後はポジティヴに評価されていることに気づかされます。このような変化は、なぜ、どのように起こったのでしょうか。それは「丸山思想史」の形成に伴う丸山の思索の変化が関係しています。その変化の意味とは何か。ロバート・ニーリー・ベラーの議論と比較しつつ、丸山の中国評価の変化にも若干の目を配りながら、丸山が<本店>と位置付けた「丸山思想史」について、彼の「儒教」評価の変化に注目し、その概観を試みたいと思います。

参考文献
・丸山眞男『日本政治思想史研究』(東京大学出版、1952年)
・『丸山眞男講義録』第一冊~七冊(東京大学出版、1998年。ただし第三冊をのぞく)
・ロバート・ニーリー・ベラー、池田昭訳『徳川時代の宗教』(岩波文庫、1996年)
・同、河合秀和訳『社会変革と宗教倫理』(未来社、1973年)


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