日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

2013年6月6日例会平賀報告要旨

竹内好「『中国文学』の廃刊と私」(『竹内好セレクションⅠ』日本経済評論社、2006年)を読み、竹内の『中国文学』の廃刊(=中国文学研究会の解散)に対する見解を考察した。まず「『中国文学』の廃刊と私」の紹介を行い、『中国文学』廃刊の三つの理由を要約した。次に丸川哲史氏や渡邊一民氏の評論を取り上げ、中国文学研究会と『中国文学』について、当時竹内が置かれていた状況についても触れつつ、竹内の主張を検討した。
最後に戦前と戦後で竹内の主張に変化があったのか否か、『中国文学』廃刊に対しての反応は如何なるものであったのかなどを課題に挙げた。

文責:平賀美沙貴

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