日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

2014年10月30日例会報告題名

明日の例会につきまして、ご連絡致します。

報告題目: 「「渇仰の貴賎」と如来教 ―信仰の「場」から読みなおす救済思想―」

報告者:石原


【参考文献】
名古屋市蓬左文庫編『名古屋叢書三編第十四巻金明録―猿猴庵日記―』名古屋市教育委員会、1986
神田秀雄・浅野美和子『清文堂史料叢書 第110刊 如来教・一尊教団関係史料集成』1-4 清文堂、2003-2009
村上紀夫『近世勧進の研究―京都の民間宗教者』法蔵館、2011

よろしくお願い致します。
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2014年10月16日例会報告要旨

本報告では、酒の宗教性と東照宮祭祀に見られるような徳川将軍家の神・神事意識に着目し、江戸城正月参賀儀礼で執り行われる酒を用いた儀礼に関しその特質を見出そうと試みた。近世以前の祭祀・儀礼では、酒に神と人をつなぐ役割があったということを述べるとともに、17世紀初頭の江戸城正月参賀における酒の儀礼についてその実態と成立過程について史料批判等を通じて考察した。最後に、東照宮祭祀での酒の儀式について言及した上で、近世武家社会でも酒を用いた儀礼には宗教性、神意識が強く作用していると結論付けた。討論では、特に、筆者の卒業論文論旨、問題の所在について未だ不明瞭な部分が多く、どこにオリジナリティ、先行研究との差異があるのか現状把握できないことや、酒を取り上げることの意味はどこにあるのかということなど多数の貴重なご指摘、ご助言をいただいた。残された期間これらの意見を参考に作業を進めたいと考えている。

文責:安久
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2014年10月16日例会につきまして

明日の例会についてお知らせ致します。

報告題名:「江戸幕府正月参賀における酒礼について―酒の宗教性と近世初期の武士神格化に着目して―」

報告者:安久

参考文献
・吉田集而「文明史における酒とナルコティックス」『酒と日本文明』弘文  堂、2000年。
・矢部健太郎「殿上淵酔の成立と展開」『戦国織豊期の社会と儀礼』吉川弘文 館、2006年。
・高野信治「武士神格化と東照宮勧請」『国史学』195号、2008年。

よろしくお願い致します。
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日本思想史学会2014年度大会プログラム

下記のリンクを参照してください
http://www.kinjo-u.ac.jp/ajih2014/

第1日
会場1 3号館・3107号室

個別発表 午前の部(10:00-12:00)
『古事記』における大小関係の問題(10:00~10:30)長野邦彦(東京大学大学院)
中世浄土宗典籍における偽書の受容と展開(10:30~11:00)鈴木英之(早稲田大学)『十訓抄』における自国と他国―我朝・天竺・唐・新羅―(11:00~11:30)東海林良昌(浄土宗総合研究所研究員)
孟子受容史論への批判的な考察―中世初頭をめぐって―(11:30~12:00)邱 璐(河南大学)
昼食(12:00-13:00)

パネルセッション(14:00-16:00)
近代日本仏教の「前夜」―幕末維新期における護法論の射程―
オリオン・クラウタウ(ハイデルベルク大学)
西村玲(公益財団法人中村元東方研究所)
松金直美(真宗大谷派教学研究所)
上野大輔(慶應義塾大学)
岩田真美(龍谷大学)

会場2 9号館・9101号室

個別発表 午前の部(10:00-12:00)
天道信仰の思想史的検討―天道神社を中心として(10:00~10:30)加藤みち子(公益財団法人中村元東方研究所)
近世刊行軍書がもたらした歴史観(10:30~11:00)井上泰至(防衛大学校)
近世庶民の異界観―「この世」と「あの世」との重複―(11:00~11:30)ポロヴニコヴァ・エレーナ(東北大学大学院)
青年・井上毅の思想形成―時習館教学と『経済文選』にみる一考察―(11:30~12:00)柳田文男(同志社大学大学院)
昼食(12:00-13:00)

個別発表 午後の部(13:00-16:00)
元田永孚の学問形成と李退渓思想の影響(13:00~13:30)嚴 錫仁(倫理研究所)
明治中期の「国粋主義」と仏教―アジア主義におけるインド要因―(13:30~14:00)中川未来(京都大学)
時事新報社説の起草者推定―明治一八年四月~明治二四年九月―(14:00~14:30)平山 洋(静岡県立大学)
源豊宗の「秋草の美学」論(14:30~15:00)施 燕(関西大学大学院)
浜井信三と丹下健三―広島平和記念公園計画にみる復興の思想史―(15:00~15:30)西井麻里奈(大阪大学大学院)
戦後沖縄「自立経済」論の原点と屈折(15:30~16:00)櫻澤 誠(立命館大学)

会場3 9号館・9103号室

個別発表 午前の部(10:00-12:00)
『国体論史』から『神ながらの道』へ―大正期国体論の転回―(10:00~10:30)西田彰一(総合研究大学院大学・日本学術振興会特別研究員)
「基本社会」と「時代社会」―里見岸雄の国体論―(10:30~11:00)金子宗德(里見日本文化学研究所)
「決戦下における平田学」―『秋田魁新報』の紙面から―(11:00~11:30)三ツ松誠(佐賀大学地域学歴史文化研究センター)
三木清の東亜協同体論(11:30~12:00)飛田真依子(早稲田大学大学院)
昼食(12:00-13:00)

個別発表 午後の部(13:00-16:00)
鈴木正三の思想―死生観を中心にして―(13:00~13:30)三浦雅彦(愛知学院大学)
根源神・国常立尊の説明方式から見る儒家神道の「神」観念(13:30~14:00)韋 佳(広島大学大学院)熊沢蕃山の『集義外書』について(14:00~14:30)山田芳則(就実大学)
寛永二十年版系『録内御書』の一部再刻と本文変化(14:30~15:00)堀部正円(日蓮正宗教学研鑽所)
蟹養斎における儒教の実践的言説(15:00~15:30)松川雅信(立命館大学大学院)
荻生徂徠と新井白石の貨幣論(15:30~16:00)許家晟(学習院大学)

会場4 9号館・9105号室

個別発表 午前の部(10:00-12:00)
明治十年代・二十年代における宗教言説―高橋五郎を事例として―(10:00~10:30)齊藤大輔(同志社大学大学院)
元良勇次郎の「宗教」的観念(10:30~11:00)森川多聞(東北大学)
席次を争う神と人―近代における津軽顕彰を例に―(11:00~11:30)鈴木啓孝(東義大学校)
内村鑑三における福澤批判と福澤評価―その総合的理解のために―(11:30~12:00)柴田真希都(日本学術振興会特別研究員)
昼食(12:00-13:00)

個別発表 午後の部(13:00-16:00)
近代日本の儒教思想―島田重禮「支那哲學」講義をてがかりに―(13:00~13:30)
徳重公美(お茶の水女子大学)
近代日本の陽明学―その多様性について―(13:30~14:00)山村奨(総合研究大学院大学)
女性と新しい秩序―明治日本における「内政」としての家政―(14:00~14:30)伊藤由希子(実践女子大学)
明治日本における足尾鉱毒事件の思想像(14:30~15:00)商兆琦(東京大学大学院)
近代「国史学」における「神道」認識(15:00~15:30)池田智文(ノートルダム女学院中学高等学校)
『元禄忠臣蔵』の「義士」像について(15:30~16:00)小林加代子(お茶の水女子大学大学院)

第2日

会場1 3号館・3107号室

パネルセッション(10:00-12:00)
京都支那学派の思想論と文明論―内在文脈と比較視野への追究―
陶 徳民(関西大学)
胡 珍子(関西大学)
辜 承堯(関西大学)
呂  超(関西大学)
中村春作(広島大学)

会場2 9号館・9101号室

個別発表 午前の部(10:00-12:00)
日蓮遺文の真偽―説話の内容を軸として―(10:00~10:30)芹澤 寛隆(東北大学大学院)
世阿弥伝書『拾玉得花』における「序破急」(10:30~11:00)佐々木香織(国立石川工業高等専門学校)
『毛詩』を読み替える世阿弥―中世的「正しさ」の行方―(11:00~11:30)上野太祐(一橋大学大学院)
『太平記』における武士の「恩」(11:30~12:00)于 君(広島大学大学院)
会場3 9号館・9103号室

個別発表 午前の部(10:00-12:00)
芸道の実践と統治をめぐる言説(10:00~10:30)篠原将成(国際基督教大学大学院)
『混沌分判図説』にみる阿蘭陀通詞―志筑忠雄の宇宙観―(10:30~11:00)久保誠(国際基督教大学)
「渇仰の貴賎」からみる如来教(11:00~11:30)石原和(立命館大学大学院)
幕末・明治期における武家の茶の湯―広島藩国老十二代上田安敦―(11:30~12:00)市村祐子(前 吉備国際大学)

12号館・G105号室

公開シンポジウム(13:00-15:30)
死者の記憶―思想史と歴史学の架橋―

登壇者
パネリスト
佐藤弘夫 (東北大学)
「死者とカミのあいだ」
羽賀祥二 (名古屋大学)
「大量死の時代と社会的対応」
コメンテータ 
見城悌治 (千葉大学)
樋口浩造 (愛知県立大学)
司 会
大川真 (吉野作造記念館)
大野出 (愛知県立大学)
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第52回部落問題研究者全国集会大会プログラム

下記のリンクを参照してください。
http://www.burakken.jp/gyouji.html


第52回  部落問題研究者全国集会

日程:2014年10月25日(土)~26日(日)

会場:同志社女子大学・今出川キャンパス(京都市上京区今出川通寺町西入)

内容

第1日 全体会(10月25日)
午後1時30分~5時 純正館

報告
大学生の原発・「慰安婦」問題の学び―ゼミでのフィールド・ワークと出版を中心に―
石川 康宏(神戸女学院大学)

第2日 分科会(10月26日)
午前10時~午後4時30分 純正館

① 歴史Ⅰ
□<テーマ 地方城下町の多様な身分変化と非人・乞食>

○城下町の賑わいと卑賤視  ―物売りと物貰い―
藤本清二郎(和歌山大学名誉教授)

○都市下層社会から考える地方城下町(仮)
森下   徹(山口大学)

② 歴史Ⅱ
□<テーマ 日本近現代における福祉問題の歴史的検討>

○近代日本における福祉問題の歴史的特質―事例研究から現代への連続と断絶を考える―
大杉 由香(大東文化大学)

○2000年以降における福祉課題の諸相―「行旅死亡人」を通して―(仮)
鈴木 忠義(長野大学)

③ 現状分析・理論
□<テーマ 同和行政終結と今日の課題を考える>

○三重県における同和行政終結の取組みの現状と課題―松阪市を中心に―
久松 倫生(松阪市議会議員)

○貧困の世代連鎖の実態と支援・克服の課題―沖縄県都市部における事例を通して
池田さおり・黒川 奈緒(立命館大学大学院)

④ 教 育
□<テーマ 「教育改革」の検討>

○教育委員会制度改革の問題点
三上 昭彦(元・明治大学)

○安倍内閣の「教育再生」と教科書問題
俵  義文(子どもと教科書全国ネット21)

⑤ 思想・文化
<テーマ 百田尚樹作『永遠の0ゼロ』を検証する>

○小説を検証する
秦  重雄(大阪府立桜塚高校)

○映画を検証する
家長 知史(京都歴史教育者協議会)

参加費 2000円 (学生・院生は1000円)
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日本史研究会2014年度大会プログラム

詳しくは下記のリンクを参照してください。
http://www.nihonshiken.jp/index.php

日程 :10月11日(土)・12日(日)
テーマ ;支配と地域―社会的空間を俯瞰する―
場所 :佛教大学(京都市北区紫野北花ノ坊町96)
10月11日(土)  総会:9:00~11:30(1号館309教室)
全体会シンポジウム: 13:00~17:30(5号館101教室)

テーマ<境界>を読み直す

池内敏 「「国境」未満」

関連報告 麓慎一「近世後期における北方の境界問題」

関連報告 川島真「長崎から見る近代日中関係史」

コメント 桂島宣弘

10月12日(日) 共同研究報告
[第一会場]古代史部会/中世史部会(5号館101教室)

古代史部会 報告9:30~11:00 討論13:20~15:20

吉岡直人「大宰府西海道支配とその展開」

中世史部会 報告11:10~12:40 討論15:30~17:30

山田徹「室町時代の支配体制と列島諸地域」

[第二会場]近世史部会(5号館301教室)

報告:10:30~12:00 コメント・討論:13:30~17:00

藤本仁文「18世紀の社会変動と三都」

コメント 大石学
[第三会場]近現代史部会(5号館202教室)

報告:10:30~12:30 討論:14:30~17:30

伊藤淳史「戦時動員・占領改革と戦後日本農政」

坂口正彦「政策とコミュニティの相克

―1910~30年代の長野県下伊那地方を対象として―」

コメント 高岡裕之

懇親会 18:00~(5号館地下 第2食堂)
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ブログの情報を更新しました

今年度の後期例会の日程調整が行われたのに伴い、本ブログの情報を更新しました。引き続き、皆様の温かいご支援のほどをよろしくお願い致します。
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2014年10月2日例会につきまして

明日の例会は、後期例会の日程調整です。

よろしくお願いします。

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