日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

大阪歴史科学協議会2013年度大会のお知らせ

引き続き、上記の件につきましてご連絡が来ましたので、お知らせ致します。

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大阪歴史科学協議会2013年度大会
ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/osaka_rekkakyo

【テーマ】

近代大阪都市史研究の課題と方法―大都市行政と地域社会―

【報告】
佐賀 朝氏(大阪市立大学)
 大正~昭和初年の都市大阪における市場社会―中央卸売市場設置問題を素材に―
加来良行氏(大阪千代田短期大学非常勤講師)
 日露戦後、大阪市電の敷設事業と都市社会

【日時】
2013年6月8日(土) 13:00~17:00

【場所】
関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス F号館203号教室
 ▽阪急今津線「甲東園」駅・「仁川」駅から徒歩12分

※参加費500円
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第15回洛北史学学会大会のお知らせ

上記の件についてご連絡が来ましたので、お知らせします。

洛北史学会公式サイト
http://www2.kpu.ac.jp/letters/hist_studies/rakuhoku/meetings.htm

第15回洛北史学会大会


【テーマ】 近現代都市開発像の諸相
―権力・空間・都市住民―  
→趣旨説明はこちら
【日程】
2013年6月1日(土)13:30~
【報告者と題目】
光永雅明氏(神戸市外国語大学英米学科教授)
「19世紀末のロンドンにおけるオープン・スペースの整備と都市住民
―ミース伯爵と首都公共庭園協会の活動を手がかりに―」(仮)

加藤政洋氏(立命館大学文学部准教授)
「戦後沖縄の基地周辺における都市開発
―コザ・ビジネスセンター構想と《八重島》をめぐって―」
【コメント】 中川 理氏
(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授)
宗田好史氏
(京都府立大学生命環境学部環境デザイン学科教授)
【会場】 京都府立大学 合同講義棟 3階第7講義室
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5月23日例会討論要旨

マッラ・サルバトーレ氏によって「竹内好『日本とアジア』――「東洋人の日本観」」の報告が行われた。まず、サルバトーレ氏に対する質疑応答では、松本智也氏により、中国が核実験を行った際の竹内の感想とは何かという質問があった。これについて、石原和氏が調べ、「よくやった、よくぞアングロ・サワソンとその手下どもの鼻をあかしてくれた、という一種の感動の念」と紹介した。

次に、方阿離氏が、タゴールの言ったインドと中国の連帯感が、いつ得られたのかと質問した。これに対して、報告者はタゴールが日本訪問以前行った中国訪問の時だと推測した。

風間建氏は「アジアだから語られる近代した竹内好」と、「東洋・西洋の範疇を超え、一つの普遍的イデーとして近代を捉えた丸山真男」という自らの視点を述べ、その間に存在する差異を指摘し、日本はアジアとして語られるのかと問題提起した。これに対して、松川雅信氏はアジアという概念の発信者は日本であり、アジアの端にある日本だからこそアジアという概念を発信できると指摘した。このような思考を踏まえて、竹内の思想の源を遡る契機とできるのではなかろうかと議論が広がった。

また、上埜氏により、タゴールの文明論・自己再生とは具体的にどのようなイメージであるかという質問があった。報告者は、それが近代化過程における日本のリーダー的役割が要求され、インドの場合は、西洋の介入以前に戻るという意味を持つと答えた。

最後に、宮本敦恒氏から、取り上げられた竹内の原著を要約する際、タゴールに重心を置いているが、タゴールの近代に対する考え方についての議論にもできないという報告の構成について批判があった。加えて、報告全体を通して、竹内の近代観・アジア観が読み取れないという批判が出た。また竹内は何故西洋に近いタゴールをもって「東洋人の日本観」を語ったのかという疑問も残された。

文責:殷暁星
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5月16日例会報告要旨

本日扱った論説は、竹内好「近代とは何か(日本と中国の場合)」(1948)である。この論説は、東大東洋文化研究所の主催した「東洋文化講座」での講演(1947年11月)を基にしている。竹内はこの論説において、既存の歴史学者たちの問いの方式が、客観主義的で観念論的であると批判しながら、魯迅を手がかりとして近代の問題を追っている。とくにかれが注目しているのは、魯迅的「抵抗」が日本には存在しなかったことであり、日本の近代の一方的な欧米主義をドレイ状態と規定しつつ、ドレイである近代日本がその「優等生文化」を先頭に立たせ、東アジアにおいて無慈悲な主人として働く様子を強く批判している。また、西洋と東洋についてはそれを対立概念として捉えつつも、ヨーロッパの自己拡張とそれが伴う東洋の抵抗を同時的なものとして把握する。
 
また、1949年にあった「中国人民文学の諸問題」という座談会をみることで、「文学にあらわれた新中国」や「中国の近代」に関する当時の中国文学系の他の論者たちと竹内好が立っている論点を確認した。
 
主な課題としては、竹内好の本論説をめぐる当時の背景―1950年代の国民文学論争と1960年代の安保闘争に対する竹内の立場、かれの中国日記をどう読むのかという問題が出た。

文責:許智香
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5月30日例会につきまして

5月30日例会につきましてお知らせします。

来週は二人報告となります。

報告:竹内好「評伝 毛沢東(抄録)」(『竹内好セレクションⅡ』232~251頁)

報告者:殷暁星


報告:竹内好「日本のアジア主義」(『竹内好セレクションⅡ』254~325頁)

報告者:方阿離


です。よろしくお願い致します。
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5月23日例会のお知らせ

今週の例会について、お知らせします。

報告:竹内好「東洋人の日本観」(竹内好『日本とアジア』所収、ちくま学芸文庫、1993年)

報告者:サルバトーレ・マッラ


よろしくお願いします。
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5月16日例会報告題名

今週の例会報告につきまして、お知らせ致します。


報告:「近代とは何か(日本と中国の場合)」(『竹内好セレクションⅡ』所収)

報告者:許智香


よろしくお願い致します。

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