日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

今週の例会はお休みです

ゴールデンウィークのため、今週の例会はお休みです。

今度の例会は、5月10日(木)に行います。

詳細が決まり次第、改めてお知らせ致します。

文責:岩根卓史
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4月26日前期例会報告討論要旨

4月26日前期例会報告の討論要旨について、お知らせ致します。

【討論要旨】

松川雅信氏によって「丸山真男『日本政治思想史研究』を読む――第二章:近世日本政治思想史における『自然』と『作為』」の報告が行われた。

質疑応答ではまず、儒教思想史における丸山の位置づけについての質問があった。これに対して報告者は丸山批判を軸として近代儒学思想史が展開されてきたので、今の歴史像を規定した位置であると答えた。

また、徂徠の同時代的な影響力についての質問があった。報告者は当時の詩文・文人への影響力があり、朝鮮半島でも丁若などの儒者にも評価されていたと答えた。

その他、『日本政治思想史研究』は丸山思想においてはまだ未完成の段階であるか、という質問に対して、報告者は社会の変化により、丸山思想も変化しつつあると答えた。その上、丸山の転換でなく「古層」論・日本人の思考様式論などをもって、丸山思想の連続性を説明した。

文責:殷暁星
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4月19日前期例会報告要旨

4月19日に行われた前期例会報告の要旨についてお知らせ致します。


テーマ:丸山真男『日本政治思想史研究』を読み返す――第一章:近世儒教の発展における徂徠学の特質並にその国学との関連


【報告要旨】

丸山真男『日本政治思想史研究』第一章を読み返すことによって、丸山思想及びその批判を取り上げ、本章を思想史研究において位置づける。まずは『日本政治思想史研究』の全体構成と第一章の問題意識・論点をまとめた。そして子安宣邦氏と孫歌氏の丸山批判を挙げ、丸山思想における徂徠学解釈とヨーロッパ中心主義の問題点について検討した。最後は桂島宣弘氏の研究の示唆により、丸山批判に対するトランスナショナル的な視野の必要を論じた。

文責:殷暁星
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南開大学日本研究院をリンクに追加しました

南開大学日本研究院をリンク先として新しく追加しました。

よろしくお願い致します。
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4月26日例会報告について

今日の例会について、お知らせ致します。


報告題名:丸山眞男『日本政治思想史研究』を読む、第二章:近世日本政治思想における「自然」と「作為」

報告者:松川雅信


場所:学而館2階第1研究会室

報告者による要旨も合わせて、お知らせします。

【要旨】

丸山眞男『日本政治思想史研究』における「自然」から「作為」へという議論を整理し、そこに孕まれる問題点や議論すべき点を抽出し、丸山の影響力を儒学思想史の観点から素描します。また、酒井直樹氏の議論を援用しながら、丸山を1930~40年代における学問体系の中に位置づけることを試みます。

ご参集のほど、よろしくお願い致します。

文責:岩根卓史
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4月19日例会報告討論要旨

本日は、殷暁星氏によって丸山眞男『日本政治思想史研究』の第一章に関する報告が行われた。


質疑応答ではまず、中国における徳川思想史に関する研究動向についての質問がなされた。これに対し報告者は、従来の中国における徳川思想史研究は、マルクス主義的な色彩を帯びたものが主であり、『日本政治思想史研究』が注目されはじめたのも近年のことであって、最近になり子安宣邦氏の著作が翻訳されたことで、徳川思想史の研究が大きく進展しはじめたと述べた。

また『日本政治思想史研究』に対して、これまでの儒学思想史の領域からはいかなる批判やアプローチがなされてきたのかという質問も出され、これに対してフロアから、丸山門下における研究動向が精緻に解説された。

その他、報告者が取り上げた子安宣邦氏による徂徠学研究の方法論に関する質問も出され、司会から簡単な子安思想史に関する概要が述べられた。

また今後の課題として、丸山が志向した「近代」とは何であったのかという問いや、丸山におけるアジア認識を踏まえた上で議論を展開していく必要性があること、丸山批判を包括的に捉えていく必要性などが提議され、討論は終了した。


文責:松川雅信
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4月19日例会報告について

明日から本格的に2012年度前期例会が始まります。

明日は『日本政治思想史研究』班の報告です。


報告:丸山眞男『日本政治思想史研究』班報告第一回

報告者:殷暁星

テーマ:
丸山真男『日本政治思想史研究』を読み返す
――第一章 近世儒教の発展における徂徠学の特質並にその国学との関連――

参考文献:
・丸山真男『日本政治思想史研究』東京大学出版会、1987年
・子安宣邦『「事件」としての徂徠学』ちくま学芸文庫、2000年


場所:立命館大学衣笠キャンパス学而館2階第1研究会室

開始時間:18:00~

です。

みなさま、ご参集していただければ幸いです。

また、下記の書誌情報もご参考ください。

文責:岩根卓史


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リンク集を新しくしました

本研究会のブログですが、

長らく更新が停滞しており、

本研究会に関係する大学・研究機関・学会を、

新しくリンクとして追加しました。

また、URLも変更になっているサイトもあり、

リンク先のURLも新しいものにしました。

今後ともよろしくお願い致します。

文責:岩根卓史
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2012年前期例会共通テーマについて

本研究会では、例年前期例会において、

共通テーマを決めて、グループ報告を行う形式になっています。

2012年度前期例会は、「丸山眞男を読む」です。

各自の班が、三回に渡り、丸山眞男の主要テクストについて報告します。

簡単ではありますが、班と日程は下記の通りです。

4月19日、26日、5月10日
『日本政治思想史研究』
担当者:殷、サルバトーレ、松川、呉

5月17日、24日、31日
『現代政治の思想と行動』
担当者:方、石原、松本、山口

6月7日、14日、21日
『「文明論之概略」を読む』
担当者:岩根、赤間、王

6月28日、7月5日、12日
『忠誠と反逆――転形期日本の精神史的位相』
担当者:許、股座、坂元

詳しい報告題名などについては、追ってご連絡致します。

また下記の書誌情報もご参考にして下さい。

文責:岩根卓史


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本ブログの刷新について

皆様へ。

本年度より、

日本思想史研究会広報を務めている岩根と申します。

本研究会のブログが、長らく更新できず、

最新の研究会情報が反映されない状態にありました。

本研究会における活動が長らく把握できない状態が続きましたことを、

この場を借りて、深くお詫びを申し上げます。

これを機会に、ブログを刷新したうえで、

研究会情報の周知に今後とも努めてまいります。

また、本年度の例会日程及び研究会のリンク集の刷新なども行います。

情報更新が行われたときは、ブログにてお知らせしますので、

今後ともご支援いただきますよう、何卒よろしくお願い致します。

(文責:岩根卓史)
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会則

日本思想史研究会(京都)会則

一.本会は日本思想史研究会(The Society History of Japanese Thought)と称する。

一.本会は、会員相互の研鑽により、歴史学・思想史学研究の発展に努めることを目的とする。

一.本会は、歴史学・思想史学に関心を有し、所定の会費を納入し、総会によって承認された者によって構成される。

一.本会は、その目的を達するため、次の事業を行う。

1.週1回の例会、及び臨時に開催される研究会

2.会誌・通信の発行

3.その他、本会の目的に関係する事業

一.入会の資格は、本会の目的・活動に賛同し、本会の事業に参加する意思を有する者とする。

一.会員に一般会員・維持会員と雑誌会員を設ける。一般会員・維持会員は、会誌の頒布と会務の連絡を受け、会の運営に参加することができる。本会会員は誰でも自由に研究会、例会に参加し、あるいは発表することができる。

一.本会の運営のために次の役員を置き、一般会員の互選によって選出する。

顧問 1名
会長 本会を代表し、会務を総括する。1名
会計 本会の会計を管理する。1名
広報 本会の活動を広める。1名
編集委員 本会会誌・通信の編集を行う。若干名

一.総会は年1回これを開き、規約の変更、役員の人事、その他会の運営に関する事項を決議する。議決は出席会員の同意による。また、必要に応じて臨時総会を開くことができる。

一.本会の運営は、会費によってまかなわれる。

一般会員・学部学生 2,400円
大学院生 5,000円
維持会員 10,000円
雑誌会員 1,000円

一.本会の事務所を総会の議によってこれを置く。
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