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日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

2018年7月24日(火)例会予告

史料輪読:「第一篇山鹿素行」井上哲次郎『日本古学派之哲学』冨山房、1902年、5-133頁

報告者:塩野麻子

要旨:
今回の報告では、「第一篇山鹿素行」井上哲次郎『日本古学派之哲学』(冨山房、1902年、5-133頁)を講読したうえで、井上の「山鹿素行」解釈を検討することに重点を置きたい。
井上は山鹿素行の思想を世間に広く紹介した「素行の紹介・顕彰の自他共に認める第一人者」(立花均『山鹿素行の思想』ぺりかん社、2007年、36頁)である。このテクストにおいて彼が素行から「何」を抽出したのかを検討することは、素行の思想を対象化する過程のなかでも非常に重要な作業となる。

参考文献:
石橋賢太「山鹿素行の朱子学批判」中央大学、2016年、博士論文
井上哲次郎「山鹿素行」『日本精神講座 第六巻』新潮社、1934年
立花均『山鹿素行の思想』ぺりかん社、2007年
中山広司『山鹿素行の研究』神道史学会、1988年
松本三之助『明治思想史――近代国家の創設から個の覚醒まで』新曜社、1996年
劉長輝『山鹿素行――「聖学」とその展開』ぺりかん社、1999年
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2018年7月3日(火)例会予告

史料輪読 : 近世初期の儒者安東省菴の思想について――朱舜水との関連から

報告者 : 黄薇姍

要旨 :
今回の報告では、史料「第五章 安東省菴」(井上哲次郎『日本朱子学派之哲学』冨山房、1905年、145~164頁)を輪読した上で、安東省菴という近世初期の儒者について彼の思想を検討したい。安東省菴と朱舜水の出会いおよび思想的交流とは、いままで安東省菴研究において重点の一つとして注目されてきた。本報告では、先学の研究成果を踏まえながら、安東省菴の思想と関わりのある史料を扱い、特に朱舜水との往復書簡から省菴の思想的主張およびその変容を考察する。

参考文献 :
・井上哲次郎『日本朱子学派之哲学』冨山房、1905年、145~164頁
・菰口治・岡田武彦『叢書日本の思想家 儒学篇9 安東省菴・貝原益軒』明徳出版社、1985年
・疋田啓祐「朱舜水と安東省庵――その思想上の影響の一端」『福岡女子大学文学部紀要 文藝と思想』第60号、1996年2月、25~36頁
・徐興慶「異域知識人の出会い――朱舜水と安東省菴の思想異同試論」『日本漢文学研究』第4号、2009年3月、256~218頁
・荒木龍太郎「朱舜水の思想――明末思想との関連から」、若木太一編『長崎・東西文化交渉史の舞台――明・清時代の長崎 支配の構図と文化の諸相』勉誠出版、2013年、30~48頁
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2018年6月19日(火)例会予告

論題 : 植民地朝鮮における真宗大谷派の海外布教と朝鮮の新宗教

報告者 : 朴海仙

参考文献 :
・青野正明『帝国神道の形成――植民地朝鮮と国家神道の論理』岩波書店、2015年
・中西直樹編・解題『仏教植民地布教史資料集成』朝鮮編第四巻、三人社、2013年
・中西直樹『植民地朝鮮と日本仏教』三人社、2013年
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2018年6月12日(火)例会予告

史料輪読 : 藤原惺窩思想試論――世界観としての「調和」・「秩序」一体論

報告者 : 馮志超

参考文献 :
・井上哲次郎『日本朱子学派之哲学』富山房、1915年
・太田青丘『藤原惺窩』吉川弘文館、1985年
・長岡麻里子「藤原惺窩研究史」『史泉』 (53)、1979年
・源了圓「藤原惺窩の思想」『文化』(42)、1978年
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2018年6月5日(火)例会予告

書評 : 川合大輔『土田杏村の思想と人文科学――1910年代日本思想史研究』を読むにあたって(仮)

報告者 : 張琳

参考文献 :
・川合大輔『土田杏村の思想と人文科学――1910年代日本思想史研究』 晃洋書房、2016年
・大橋容一郎「近代日本の認識論史とカント哲学」『日本の哲学』 (16)、2015年、63~80頁
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