日本思想史研究会(京都)のブログ

本研究会は立命館大学を拠点に、歴史学・思想史の問題について時代・地域に捉われることなく、深く考えていく場として設立されました。2014年度後期例会は、個人研究テーマ報告です。

11月16日 例会予告

議題:来日明人独立性易の思想――「華夷の弁別」を中心に
報告者:黄薇姍
参考文献
石村喜英「戴曼公独立禅師の偉績」(『深見深岱の研究――日中文化交流における玄岱伝と黄檗独立禅師伝』雄山閣、1973年)
高井恭子「明末帰化中国僧の学識について」(『印度學佛教學研究』49(1)、2000、251-253)
徐興慶「独立禅師と朱舜水――文化伝播者の異なる論述」(『東亜文化交流與経典詮釋』臺大出版中心、2008年、113-155頁)
徐興慶「日中文化交流の伝播と影響――徳川初期の独立禅師を中心に」(『比較日本学教育研究センター年報』7、2011-03、167-174)
徐興慶「「儒、釋、道、醫」的中日文化交流――従戴笠到獨立性易的流轉人生」(『臺大歴史學報』54、2014-12、123-210頁)
伊香賀隆翻刻・解説「独立性易「護法論抄序」の翻刻と解説」(『佐賀大学研究紀要』8、2014-03、55-65)
徐興慶『天閒老人獨立性易全集』(臺大出版中心出版、2015年)

以上よろしくお願い致します。
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11月09日 例会予告

論題:「治道」とはなにか――『大学是正』からみる伊藤蘭嵎の思想
報告者:石運(セキウン)
要旨:本報告は、従来の古義堂研究でさほど注目されなかった伊藤蘭嵎という人物に焦点を合わせ、その学問思想及び古義堂における位置づけについて簡単に考察したものである。まず先行研究の成果また現在調査した史料により、その経歴、著作を紹介した上で、『大学是正』という本からその独自な『大学』理解を分析する。また、今までの古義堂における『大学』認識に関する考察を踏まえて、仁斎から蘭嵎まで古義学の展開と変動についても把握してみる。

参考文献(一部)
・狩野直喜『読書撰余』弘文堂書房、1947
・加藤仁平『伊藤仁斎の学問と教育』第一書房、1979(初版1940)
・中村幸彦『中村幸彦著述集』第11巻、中央公論社、1982
・笠井助治『近世藩校の総合的研究』吉川弘文館1960
『近世藩校に於ける学統学派と学風』吉川弘文館1969
・西田耕三『啓蒙の江戸』ぺりかん社、2017
・劉勇『変動不居的経典:明代『大学』改本研究』2016
・陳文新編『四書大全校注』武漢大学出版社、2009

史料(一部):
伊藤仁斎『大学定本』(元禄十六年抄本、正徳四年刊本)
伊藤東涯『大学定本釈義』(享保十八年浄書本)
伊藤蘭嵎『大学是正』(天理自筆本、国会自筆本)
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11月2日 例会予告

 論題:「儒医」論に関する再考
   −伊藤仁斎と香川修庵を中心に−
報告者:向静静

史料
伊藤仁斎「儒醫辨」『近世儒家文集集成第一巻 古学先生詩文集』ペリカン社、1985年9月
「行餘醫言序」『近世漢方医学書集成65 香川修庵(一)』名著出版、1982年5月
「復田邊南甫書」「再復田邊南甫書」「三復田邊南甫書」「五復田邊男甫書」「壽養菴後藤先生七十序」『近世漢方医学書集成69 香川修庵(五)』名著出版、1982年7月
参考文献
石原明『日本の医学―その流れと発展―』至文堂、1959年9月
石田一良『人物厳書 伊藤仁斎』吉川弘文館、1960年1月
宮本忍『医学思想史Ⅲ』勁草書房、1975年12月
有坂隆道「親試実験主義の展開」『ヒストリア』第8号、大阪歴史学会編、1953年12月

よろしくお願いいたします。
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10月19日 例会予告


論題:[博士論文構想]近世後期日朝相互認識の研究
報告者:松本智也
内容:現時点での見通しの段階ではあるが博士論文の構想・概要について章立てを提示して説明し、今後予定している作業についての展望も加えて報告する。

以上宜しくお願い致します。

 
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10月5日例会予告

議題:「日用云為神道の妙理ニあらすといふことなし」-龍煕近の「神」と「神道」
報告者:蕭 月

参考文献:
西川順土校『神道大系 論説編六 伊勢神道(中)』、1988年
陳淳『北溪字義』中華書局、1983年
土田健次郎『江戸の朱子学』筑摩書房、2014年
高田真治・後藤基巳訳『易経(下)』岩波書店、1969年
黒住真『近世日本社会と儒教』ぺりかん社、2003年
向世陵「論朱熹的心之本体与未発已発説」(中国語(『湖南大学学報』(社会科学版)、26-1、2012年
斎藤英喜『荒ぶるスサノヲ、七変化<中世神話>の世界』吉川弘文館、2012年
『朱子語類』第一冊、中華書局、1986年
溝口雄三『中国思想のエッセンス」岩波書店、2011年
溝口雄三編『中国思想史』東京大学出版会、2007年

よろしくお願いいたします。
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